アトピー(アレルギー)について
私は、小児喘息でした。
大学生のときは、2度ほど発作で死ぬ目にもあいました。
息をするのが苦しいというのは、本当に辛いですね。
アレルギーの原因は、ダニだ、カビだとさまざまなアレルゲンを言われているようですが、最新の調査では、1歳までの育った環境が大きく影響しているらしい。
もし、1歳までに細菌の多い環境に育つと、未分化の免疫細胞が、細菌に対抗するためのものに変り、細菌が少ない環境に育つと、IgE抗体を主体とする免疫の機能が強くなるらしい。
より清潔な環境に育った子供たちは、そうやって過剰な抗原抗体反応で、炎症が起こりやすい体質になるとのこと。
いまさらながら1歳に戻ることは出来ませんので、今から出来ることと言えば、ビタミンやミネラルバランスを考えた食事や、添加物を控える食事しかないかなと。
添加物の代表格はグルタミン酸ソーダ(食品記載ではアミノ酸となっています。)です。この添加物は、いわゆる旨み調味料ですけれど、これに慣らされると人間の味覚は正常ではなくなり、この調味料が入っていない料理を美味しくないと感じてしまうようです。
グルタミン酸ソーダ自体は、特に体に悪いものでもなく、今はサトウキビから出来る糖蜜を原料に、バイオ技術で作られているのですが、人間の味覚がこの味を覚え、過剰に求めることにより、アミノ酸バランスやミネラルバランスが崩れてしまうことが、問題です。
私は、このグルタミン酸ソーダの味を30才後半で知りました。
それまでは、ほとんど意識していませんでしたし、一味足りないときすぐ使っていました。
入ってたらなんとなく美味しい、逆に入ってなかったら尖った味に感じられましたから。
ある日、商品開発の仕事を通じて、ある味覚の鋭い上司に出会い、グルタミン酸ソーダの味を覚えると、この世の中の配合調味料のほとんどにこの味を感じて、愕然とした覚えがあります。
また、グルタミン酸ソーダは、素材の味を包みこんでしまい、すべて同じ味にしてしまいます。
何でもかんでも無難な味・似たり寄ったりの味のレストランなんかは、おそらくたくさん使っています。
素材の味を隠してしまい、本来の野菜・肉の味は感じられなくなります。
九州産のお刺身用しょうゆの材料も必ず入っています。
醤油のメーカーさんの話によると、そうしないと九州では売れないらしいです。
甘味料・アミノ酸・アルコールがたくさん入った甘い醤油が好まれるのですね。
でも、本当に純粋でストレートな醤油は、九州味の甘い刺身醤油に慣れている人は確かに最初は美味しく感じないと思いますけれど、素材の味を殺さない、簡素ですが飽きの来ない味だと思えるようになりました。
もし良かったら、毎回お買いになっている醤油の成分を見られて、純粋な醤油の味を味わってみてください。
しかし、一方アメリカの料理番組を見ていると、面白いなと思ってしまいます。
なにがって、料理のレシピは散々バターを嫌って、植物油でも健康志向の強い人に支持されているオリーブオイルを使いまくった挙句、最後のデザートにはさすがにレシピが成り立たないのか、バターをたくさん使った、もしくはチーズや生クリームを使ったものだったりするのです。
散々オリーブオイルを使って、美味しさを半減させ、我慢して、結局バター、生クリーム、クリームチーズかよ・・・。
アメリカで仕事をして、いろんなレストランに行きましたけれど、そのたびに日本の料理技術はすばらしいと感じました。
アメリカの料理は日本のレストランほどの繊細さがないです。
でもダイナミックなところは、勉強の価値ありで、面白いです。
やはり料理は文化ですね。
また、アメリカの人はグルタミン酸ソーダを異常に避けます。
その徹底ぶりはそれはそれは敬服します。
味でわかるというよりも、素材の表示をくまなく見る習慣がついています。
これからは、日本でも子供のうちに、添加物の味を覚えてもらいそれを避けていく「味覚教育」が必要な時代なのかもしれません。
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